コンサータとメラトベルを飲む息子の日常

私達親子の経験談

コンサータ錠とメラトベル顆粒を服用している息子は、現在小学1年生です。(2025年2月時点)

自閉スペクトラム症、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、軽度知的障害の診断を受けています。

また、てんかんの持病も持っているため、てんかんの薬も服用中です。

月曜から金曜は、地区の小学校にある特別支援学級に通っています。

そんな息子の日常を(私のわかる範囲で)書きたいと思います。

このブログの内容は、私達の個人的な経験に基づいた感想です。あくまで一例としてご参考いただければ幸いです。薬の効果や副作用は個人差が大きいものです。他の状況下では異なる結果が得られる可能性があります。より詳しい情報については、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

薬はいつ飲んでる?結論

コンサータ錠

コンサータは学校がある日だけ服用しています。

飲む時間は、必ず朝の7時ごろ。

コンサータには、不眠の副作用があり、12時間程度(この時間には個人差があります)、眠れなくなります。

息子は、だいたい14時間〜15時間ぐらいは眠れないようです。

そのため、飲む時間が遅くなってしまうと、必然的に寝る時間も遅くなってしまいます。

規則正しい生活をするためにも、7時〜7時15分には飲ませるようにしています。

朝1回服用する薬なので、学校に持って行く必要は全くありません。

小児用メラトベル顆粒

小児用メラトベル顆粒は、毎日服用しています。

夜の9時〜9時半に飲んでから、10時頃に眠れるのを目標にしています。

以前は、「薬なしで眠れるかな?」と色々頑張っていましたが、全然眠れなかったり、夜中に目が覚めて騒いだり・・・。

結局、今は、生活リズムを整えるため、毎日服用しています。

10時に寝て、7時に起きる。9時間ぐっすり、眠れるようになりました。

朝(起床から登校まで)

だいたい朝7時頃に起きています。

そして、起きてすぐにコンサータを服用します。

『水を一口飲む』→『“おくすり飲めたね”でコンサータを飲む』→『コップ半分の水を飲む』

だいたいこの流れです。(水の量はその日その日で異なりますが)

まだ寝ぼけている息子に、「薬飲んでね〜」と言いながら飲ませています。

“おくすり飲めたね”を使えば、問題なくスルッと飲んでくれます。

因みに、病院からの処方では朝食後になっていますが、飲み忘れのない起床時に服用しています。

この薬は食事の影響をほとんど受けない薬ですので、全く問題ないですよ。

その後、朝食を食べたり、朝の準備をしたり、着替えたり。

7時50分頃、家を出発。

車通りの多い道を通ることもあり、毎日学校まで付き添い登校しています。

結構ギリギリな時間なんですが、教室でのトラブル防止のためです。

(通級の担任の先生が教室にいる時間に登校するようにしています)

下駄箱あたりで、フリーズ状態になることもなく、上靴に履き替え教室へ。

先生に挨拶をして、教室での朝の準備まで手伝ったら、私は帰ってきてます。

学校での生活

学校での生活は、基本的に先生方にお任せしています。

なので、私の知ってる範囲で書きますね。

息子の小学校は、特別支援学級の生徒も、朝の会と帰りの会は通級教室で受けるようです。

あと、体育や図工などの参加できる授業は通級の子達と一緒に受けています。

算数や国語などの授業は、特別支援学級で過ごしているようです。

因みに、給食は特別支援学級で、特別支援学級の先生と一緒に食べています。

(コンサータ服用前に特別支援学級で食べるようになり、そのまま継続しています)

コンサータには食欲不振の副作用があり、食事が入らないこともあります。

もともと好き嫌いも多いですが、無理して食べさせなくて良いと先生には伝えています。

今は1年生なので、給食時間以外は支援員の方がいつも付き添ってくださっているようです。

2年生になったらどうなるか。

今後については、進級してから学校と相談することになりそうです。

放課後の過ごし方

放課後デイサービス

小学校に入る前から申請をして、放課後デイサービスを利用しています。

送迎のある事業所を選んだので、学校まで迎えに行ってくれます。

デイサービスでは、ライフスキル、運動、レクリエーションなどの養育活動があるようです。

息子の行っている放課後デイサービスでは、基本宿題はしていません。

その分、しっかり養育活動をしてもらえています。

夕方には、自宅まで送迎してもらえるので、私は自宅で帰りを待ってるだけ。

玄関先で、その日の様子を事業その方から聞いて、息子も無事帰宅。

息子は毎回、ニコニコ笑顔で帰ってきます。

デイサービスのない日

デイサービスのない日は、私が下校時間に学校まで迎えに行っています。

学校での様子を、特別支援学級の先生に聞いて、教室の前で息子の受け渡し。

帰り道は、通級クラスのお友達と一緒に帰ることもあります。

息子自身、お友達との会話はまだ難しいですが、「バイバイ」だけは言えるようになりました。

家に帰り着いて、学校の荷物を置いたら、大抵の場合どこかの病院に行っています。

病院は、発達専門の病院、小児科、眼科、皮膚科などなど。

そして、病院の待ち時間に疲れて、親子でヘロヘロになって夕方ごろ帰ってきます(笑)

因みにお薬は、かかりつけの薬局に、先にLINEで処方箋の写真を送ってます。

次の日、処方箋を持って薬局に行けば、ほぼ待ち時間なく、すぐにもらえるので、とても便利です。

帰宅後から就寝まで

帰宅後は、夕食食べて、宿題して、お風呂入って・・・と結構忙しいです。

夕食は基本的に本人の好きなものを食べさせてます。

私自身の心の平穏が一番大事なので、お惣菜や冷凍食品もフル活用。

因みに朝飲んだコンサータの効果は、もうすっかり切れています。

そんな息子の夕食での目標は、『食べること』。

5分間座って食べれたら、褒めちぎるレベルです(笑)

ゲームなどは、『ご飯・宿題・お風呂、全てが終わってから』と約束しています。

時々、ゲームがしたいと癇癪を起こして騒ぐこともあります。

そんな時の私は、片耳イヤホンで好きな音楽を聴きつつ、怪我をしないように見守りながら、洗い物などをしています。

ひと通り騒いで、息子が落ち着いたのを確認したら、お風呂や宿題を再開。

どうしても気持ちが落ち着かず、宿題が出来そうにない日は、その旨を連絡帳に書いて、その日は宿題をお休みしています。

9時過ぎたらメラトベルを飲ませて、9時45分に寝る準備を完了。

まだ一人では寝れないので、私も一緒に布団に入っています。

コンサータには不眠の副作用もあるため、メラトベルを服用しても、夜10時にしか眠れないようです。

やっと息子が寝てくれたら、待ちに待った自分の時間!!!

・・・なんですが、気づけば私も一緒に寝てしまっています(涙)

最後に

以上が、息子の日常です。

何か少しでも参考になったでしょうか?

小学生の間は「出来ることを少しずつ増やす時期」です。

  25%出来れば十分。半分できれば天才。

このくらいのスタンスで、今は過ごしても良いかなと思っています。

周りの人から、躾など色々と言われることもあります。

同年代の子供達と比べられて、傷つくこともあります。

でも間違いなく、1年前の息子よりも、確実に成長しています。

デイサービスや学校などのサポートを活用しながら、自分たちのペースで過ごしたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このブログの内容は、私達の個人的な経験に基づいた感想です。あくまで一例としてご参考いただければ幸いです。薬の効果や副作用は個人差が大きいものです。他の状況下では異なる結果が得られる可能性があります。より詳しい情報については、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

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